カワイピアノ

カワイ表参道スタッフブログ

6月6日は楽器の日!

皆様こんにちは♪鍵盤係の寅岡ですface02

タイトルにあります通り、本日6月6日は『楽器の日』なんです!
皆さんご存知でしたか??face01



その歴史は、遡ること約40年。
1970年(昭和45年)に、全国楽器協会(楽器メーカー、楽器卸商、楽器小売店による業界団体)によって制定されました。

では、なぜ6月6日が楽器の日に選ばれたのでしょうか??

それは、古くから言われている「芸事の稽古はじめは、6歳の6月6日が最適である」という習わしに由来しています。

この日に始めると、上達が早いと言われているそうですicon12

なぜ子どもの稽古はじめが「6」づくしなのか、定説はありませんが・・・
一説によれば、日本式に数を指で数えると、6の数字のときに小指が立つ形になり、そこから「子が立つ」と縁起をかつぎ、6歳の6月6日となった、とも言われています。

また、室町時代に記された能の理論書『風姿花伝』によると、≪稽古初めは7歳≫とあります。
当時は数え年ですから、今で言うと6歳というわけですねicon01


いずれにしても、今日の『楽器の日』をきっかけに、レッスンを始めるもよし!
気になっていた楽譜を買って譜読みをしてみるのもよし♪

もちろん、思い切って欲しかった新しい楽器を購入するのも良いですよねicon06

カワイ表参道では、これからicon01サマーフェア 2012icon19を開催し、皆様のミュージックライフを全力で応援致しますicon14icon12

楽器についてのご質問やご相談などございましたら、どうぞお気軽にお問合せくださいねface02

またお時間がお有りのときには、グランドピアノ・アップライトピアノ・デジタルピアノetc...ラインナップも非常に充実しておりますので、是非お店へお越し下さいませicon16

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております♪♪  

楽器豆知識

皆さまこんにちは鍵盤係の津川ですicon01

本日は久々の楽器豆知識をご紹介いたします。

早速ですが、こちらの部品は何でしょうか?



ん?んんーーー?

正直ちょっと怖いですよね・・・icon10

なんだか顔に見えませんか?
どこかの国の王様のような・・・頭はリーゼントのような・・・
そしてポカーンと大きく開けた口・・・face08

こんな部品がピアノに付いているんですicon10

ではどこに付いているのでしょうか?少し遠くから見てみましょうicon22



皆さま見つけられましたでしょうか?屋根の突上げ棒の横にヒョコッと顔を出していますねface06

では正面から見てみましょうicon12


いましたface02

この人・・・いやicon10この部品の名前は、『大屋根受金具』といいます。
通称『人面魚』ですface06

この人面魚の上(ちょうどリーゼントのところ)に穴が開いており、大屋根を閉めると大屋根側にピンのようなものがあり、そのピンがリーゼントにはまり、屋根を閉めた際大屋根が動かないよう固定してくれています。
特にピアノを梱包した際に役立ってくれていますicon12

そしてこの部品はすべてのグランドピアノに付いているのではありません。
一番大きいフルコンサートピアノ、その次のセミコンクラスの7のサイズ、そしてボストンピアノについていますicon27

ちなみに7のサイズ、ボストンはこんな顔をしていますicon14


こちらはカマキリみたいですねface10

コンサートや発表会、そしてオーディションなど、演奏中はとても緊張しますが、
そんな時にこの顔を見ながら演奏すると、ちょっと気が楽になる?かも?しれませんねface02
是非ご覧になってみてください  

ピアノ豆知識 ~ 駒 ~

皆さまこんにちは、鍵盤係の津川ですicon01

昨日開催されました 第3回 チャリティーコンサート ♪
お陰様で大変多くのお客様のご来場、そして募金へのご協力をいただきました。
心より御礼申し上げます。

また5月・6月開催のチャリティーコンサートも一部完売があり、その他も残りがわずかになっております。
ご予約の方は是非お早めにご予約下さいねface02

さて!本日は久々に豆知識をご紹介いたしますicon27

こちらっ!!



おっと、6月22日 カワイコンサートのチラシが入ってしまいましたface03 笑

こちらの部品はなんでしょうか?ピアノに使われています。そしてとても頑丈にできています!

早速!正解は・・・

icon12  こま コマ BRIDGE でしたicon12




見えますでしょうか?
手前と奥、2箇所に長い棒状になって付いています。もちろんアップライトピアノにもありますicon12
ではこのがピアノの中でどの様な役割を果たしているかといいますと…

icon01 弦の振動を区分する。
ハンマーが弦をたたき、その振動をベストな位置でしっかり区切ってあげます。
そのためこのはとてもしっかりとした木(カエデやブナ等)でできています。

icon01 弦の振動を響板につたえる。
一本一本の弦振動がこのに伝わり、そこからピアノ全体にひろがっている響板に伝わります。
ですからこのの位置はとても重要になりますね!
このの位置は一番響板に伝わりやすい場所に置かれています。
直線ではなくS字のような曲線になっていますねicon26
もちろん!材質は音の伝わりの良い木でないと伝わり方も違います。
丈夫で音の伝導性に優れている材質を厳選しますicon21

この、かなり重要な役割をしていますよねicon12
是非ご自宅のピアノや店頭のピアノで 『』 ご覧になってみてくださいねface06icon14  

ピアノ豆知識 

皆さんこんにちは、鍵盤係の津川ですicon01
昨日はもう春がきたのかな~face06っていうほど暖かい日でしたが、今日は
とても寒いですねーicon10
夜は都内でも雪が降るかもしれないそうですよicon04
風邪をひかないよう、暖かくしてくださいね!

さて本日は、久々に豆知識をご紹介したいと思いますicon27

お店でもお客様に言われる事が度々ありますが、
このピアノは鍵盤の沈む深さが深いですね、とか浅いですね、とか。
どこどこで弾いたピアノは浅かったのよ!などなど。
また演奏者によっても、感じ方は様々です。

確かに、メーカーによって基準となっている沈む深さは微妙に差があります

でも…  鍵盤の深さは調整できるんですよicon12icon12

では、どの様に深さを変えるかといいますと…


こちらが鍵盤の断面です。緑色のフェルトが見えますよね?これをフロントパンチングクロスといいます。

その下に、紙のようなものが何枚かあるのが見えますか?
これはフロントパンチングというものです。

カラフルですよねicon14これは色別で厚さが異なります。
左から、グレー1mm緑0.45mmピンク0.32mm黄色0.15mm水色0.075mm
水色はオブラートですか?!というくらいペラペラです 笑

この様々な厚さの紙を組み合わせて鍵盤の下に入れていき、88鍵の鍵盤深さを調節します。

なので、ご自宅で弾いているピアノや、お店で試弾したピアノの鍵盤の深さが好みにあわず、
もう少し深くしたいなぁ~っとか、浅くしたいなぁ~っと思ったら、是非調律師に相談してみてくださいface02

黄色水色のようにとーっても薄い紙でも、1枚入れたり抜いたりするだけでかなりタッチ感が変わります!

ですが、もちろん限度はありますicon23
極端に深くしてしまったり、浅くしてしまうと、連打性や音色に支障が出てしまうことがあります

まずはお伺いしている調律師や、お店の調律師にご相談してみてくださいねicon29  

豆知識 

皆さんこんにちは!鍵盤係の津川ですface01
今日も一日寒いですねicon10今すぐコタツに入りたいくらいです…face03

さて、本日は豆知識を少々ご紹介したいと思いますicon23
テーマはこちら!



『ハンマー』ですicon12

皆さんもピアノの中でも良くご存知の部品だと思いますface02

このハンマーフェルト、何で出来ているかといいますと、
羊毛の繊維を圧して固めたものを、茶色い木(ハンマーウッド)に取り付けているんです!


また、カワイピアノに使用しているハンマーフェルトは主に2種類あります。



赤いフェルト(アンダーフェルト)が入っているオールアンダーフェルト入りハンマーと、入っていないハンマー

赤いフェルトが入る事によって、ハンマーフェルトの理想である『内硬外柔』という形になります。
例えば…優しく弾いた時には柔らかい音色、強く弾いた時には鋭い音
などなど、演奏上での表現力がより繊細につけられますicon27

また、ハンマーが付いている茶色い木(ハンマーウッド)、こちらもとても重要な役割をしています。
ハンマーの動きを支えるだけでなく、この木の素材によっても音色は変わってくるんです!

そしてハンマーフェルトの大きさですが、実は全て同じ大きさではありません。



左が『最低音・ラ』のハンマー、右が『最高音・ド』のハンマー。
大分大きさが異なりますよねface08
音域やミュージックワイヤーの太さ等に応じて徐々に大きさが変わります。

ということで!今回ご紹介したのはハンマーの中でもほんの一部ではありますが、
いつもピアノの中でちょこちょこ動いているハンマーですが(笑)このような役割・違いがあるんですね!

ピアノ選びでお困りの方、この様なところに注目して選んでみてはいかがでしょうかicon12  

☆クイズ☆

皆さま、こんにちは!鍵盤係の津川ですicon12
今日も肌寒いですねicon10
朝起きてお布団でうずくまる時間が少しずつ長くなっているのは気のせいでしょうか…笑

さて!本日は久々のクイズを出してみたい思いますicon26
ちなみに、前回は『ブッシュ』でしたね。

今回は……



Q.こちらの部品はなんでしょうか??





さてなんでしょうか???左はなんだかロボットみたいに見えますねface08


ヒントは…

・これもピアノに使われています。
・実際の大きさは高さ約2cmです。
・ついているピアノと、ついてないピアノがあります…。
・穴が1~3箇所あいています。


では早速、正解ですface03icon12



たくさんいますね~icon14icon14

正解は、『アグラフ (AGRAFFE)』という部品でしたface02

お気づきになる方は少ないかと思いますが、グランドピアノや背の高いアップライトピアノに付いていることが多いと思います!

そして、このアグラフはピアノの中でどのような役目をしているかといいますと!

まず弦の間隔を保持してくれますicon12
ピアノは、一つの音でも同じ音の弦が1本から3本張ってあります。
特に2本や3本のところは弦の間隔がずれてしまうと、弦を叩いているハンマーも弦が当たるところがずれてしまいますよねface10
そうすると、ハンマーはとても繊細な部品なので音色も少し変わってしまうのですicon11
なので!このアグラフで弦の間隔がずれないよう固定してもらってますicon21

そして、このアグラフに弦を通してきちんと固定することによって、弦が響く部分を的確に定めます!
そうすることによってより澄んだicon12美しいface05icon12音色が出るようになるのですicon12

ちなみに材質は真鍮です。

アグラフも前回のブッシュに負けないくらい細かい部品ですが、とても大事な役割を果たしているんですよね。

ちなみにこのアグラフですが、素手icon23で触ると錆やすくなってしまうのでface08お持ちのピアノや店頭のピアノでアグラフを発見しても、素手で触らず、暖かく見守っていただけると幸いですicon06  

☆クイズ☆

こんにちは、鍵盤係の津川ですface02
昨日に引き続き、先ほども夕立が降りましたねicon03
恵の雨ですねっicon12icon12
早く涼しくなってほしいものですicon14

さて、今日はクイズを出してみたいと思いますface06icon26


では…

Q.この部品は何でしょうかicon21



icon27ヒントicon27
ピアノに使われている部品ですicon26

さーて、何でしょうかね~
木で出来ていますね。真ん中に穴が開いているようですが…




もったいぶらず…早速正解です!笑

正解は… こちらっ!!



そうです!ピアノのチューニングピンの周りに埋まっている『ブッシュ』という部品でしたface02

ブッシュはブッシュでも、某国の元大統領ではありませんよっ!face03

ブッシュは、チューニングピンとピアノのフレームの隙間をなくしたり、チューニングピンが傾いてしまうのを防ぎ、より保持する働きをもっていますicon12

材質はカエデなど硬くて丈夫な木で出来ていますicon09
こんな小さな部品でも、大きなピアノの中でしっかりと役割を果たしているんですね。
エライっ!!
ピアノをお持ちの方、是非ピアノのチューニングピンを覗いてみてはいかがでしょうかface06
ブッシュが頑張っているはずです!  

ピアノとチェンバロ

こんにちは、鍵盤係の津川ですicon01

9月に入ってもこの猛暑icon10
暑すぎて小学校等の運動会が延期されているところもあるそうですね。
確かに、この暑さでは運動できませんよねicon16
皆さま、引き続き体調にはお気をつけてくださいね!

さて、本日は『ピアノとチェンバロの違い』についてお話したいと思いますicon12

前回、『チェンバロ』にて少しお話しましたが、今回はそれぞれの撥弦・打弦機構を比べながら仕組みをご紹介いたします。

まず、チェンバロですicon14

こちらがいわゆる音を発音しているところです!
なんだか細かいですね~
縦にたくさん張ってある線のようなものが『弦』です。
そして3列に並んでいるものが『ジャック』です。

ジャックを拡大してみましょう!

ジャックからひょこっと出ている白いものがツメです。(正式名称:プレクトラム)
鍵盤を下げるとこのジャックが上がり、そしてツメが弦をはじいて発音しています。
ツメはプラスチックのような形状なので、これで弦をはじくと鋭い音がします。
またこの様な構造のため、ピアノでは弾き方によって強弱をつけられますが、チェンバロではできませんよね。

ではピアノはどうなっているかというと…
先ほどのツメに値するものがこちら!

ハンマーです。
こちらは見た事がある方も多いかもしれませんね!
このハンマーが様々な勢いをつけて弦にあたり発音します。
素材は羊毛を圧縮したフェルトを使用してます。
先ほどのチェンバロのツメとは全然違いますよねface08
ハンマーは中心が硬く、周りが柔らかく作られています。
なので打弦の強さによって、音の強弱、やわらかい音、派手な音、など様々な音質をつくる事ができます。

ピアノもチェンバロも、形が似ていたり、同じように弦が張ってあったり。楽器の中では似たような種類ですが、撥弦・打弦機構だけでもこんなに異なるんですよね。

それにしても、このような構造を作った人は本当にすごいなぁ~といつも感心します。
私も、新しいアクション…作ってみたいものですねface03  

ピアノ豆知識 2

みなさんこんにちは、鍵盤係の津川ですicon01

とうとう8月最終日!明日からは9月……早いっicon10
皆さま、楽しい夏を過ごされましたでしょうかface06icon14

私は群馬と金沢でのんびり温泉につかってきましたicon12
でも、魚のつかみ取りをしたらつい本気になってしまい、次の日はひどい筋肉痛でした。
せっかくの温泉効果が…icon15

さてさて、本日は『 ピアノ豆知識 2 』 をご紹介したいと思います。
前回のテーマは『弦』でしたが、今回は『鍵盤』ですicon21

皆さんピアノを弾いている時、見えている鍵盤は白鍵と黒鍵ですよね。
ではその先はどうなっているかご存知ですか?

実は…



この様に、長い木になっているんです!
普段ピアノを演奏している時は蓋があるので見えませんよね。

どの様に動いているかというと…
鍵盤の中心より少し奥にピン(正式名称:バランスピン)があり、そこを軸としてシーソーのように動いてるんです。


お店で調律をしていると、ピアノの中身を初めて見る方も多いいようで、
ピアノの中はこうなっているんだ~icon12と皆さん驚かれていますface08
今日も少年が興味津々にピアノの中を覗いていたので、一緒に鍵盤を外したりはめてみたりicon12
調律体験コーナーのような事をしてみましたicon14icon14

『鍵盤』は英語で『Key Board』ですね。
でも、先ほどの鍵盤を見ると棒なので『Key Stick』と思いませんか?
それがなぜ『Key Board』なのか…

それは…

こちらの画像は全体の鍵盤の様子ですが、実はこれはもともと一枚の板状の物なんです!!
それをそれぞれの鍵盤の形にカットしていき、88鍵の鍵盤ができるのです。

だから『Key Board(板)』なんですね~face06
今回の画像はグランドピアノのものですが、アップライトピアノでも同じですよicon23

ピアノの中身にご興味のおありの方!お店で私に声をかけてくださいねface02
一緒に鍵盤をはずしてみましょう!!結構おもしろいですよicon22  

チェンバロ

こんばんは、鍵盤係の津川ですface02

ところで皆さん、『チェンバロ』という楽器はご存知でしょうか。
現在のピアノができる前、14世紀頃使われていました、別名『ハープシコード』とも呼びますね。

ピアノはハンマーが弦を打弦し発音しますが、チェンバロはジャックというツメのようなものが弦をはじいて発音します!
強弱音は出しにくいですが、とても独特な雰囲気の音がしますicon12
チェンバロでバッハなど古典派音楽を演奏すると、ピアノとは全く違い、まるで14世紀にいるかのような!素敵な音楽を感じられます。

チェンバロとピアノの構造は全く違いますが、実はピアノ調律師の中にもチェンバロの調整ができる人もいるんですよ!少し似ているところもありますので。
そこで、本日チェンバロの弦を交換したので、その様子を少しご紹介したいと思います。


カワイチェンバロ フレンチタイプ二段鍵盤P.タスカン1769年モデル

まず、今回使用した工具達はこちらっ!

ピアノの弦を張るときより数がすくないですね。

ピアノの弦はとても頑丈で滅多に切れる事はありませんが、チェンバロの弦はとてもやわらかく細く、また楽器自体が温度湿度の変化をピアノ以上に受けやすいです。
そのため、少し弦が切れやすいのです。

まず弦の端を奥のピンに取り付け、もう片方の端をチューニングピンに巻いていきます。


先ほども申し上げましたが、チェンバロの弦は少し切れやすいです。
少しでも傷や折れ目がついてしまうと、弦を張っている途中で切れてしまいますface08


慎重に慎重に…


クルクルクル…


ついに…

完成っ!!


我ながら…上手く張れたんではないでしょうかface03(笑)
これでまた素敵な音楽を奏でてくれれば嬉しいですねicon12

こちらカワイ表参道の音楽教室では、チェンバロのレッスンコースもご用意しております。
皆さまも14世紀の音楽をチェンバロで奏でてみてはいかがでしょうかface06
ご興味のあおりの方、是非お問い合わせくださいねicon01  

ピアノ豆知識 1

皆さんこんばんは!
本日は、鍵盤係の津川が担当させていただきますface02

自己紹介が遅れましたが…
私はこちらカワイ表参道で、ピアノの調律師として商品の管理等を担当させていただいております。

そこで、本日は少しピアノの豆知識をご紹介したいと思いますicon12


ピアノには響板という音を響かせる、いわばスピーカーのようなものがあり、
その上に弦がたくさん張ってあるのは皆さんご存知だと思いますが…


Q. さて、その弦はピアノ1台につきおよそ何本くらい張ってるでしょうか??


チッチッチッチッチッicon26


はいっ!!では正解は…

A. およそ230本の弦が張ってあります!!!


ピアノの鍵盤は88本だから、弦も88本!!と思う方も多いかと思いますが、残念でしたface10

鍵盤は88本なのに弦は約230本もあるの?と皆さまお思いになるかと思いますが、
それは、1つの音に対して張ってある弦は1本ではないからです!
音域によって、1つの音に対して1~3本の弦が張ってあるんですよicon12
驚きですよねface08

そして、その弦1本にかかっている平均張力は、なんと約70~90kg!!
ということは、ピアノ1台分の総張力は、なんと約16~20トン!!!

弦1本には、大柄な大人の男性が…
ピアノ全体で考えると、アフリカ象が3匹… 
(アフリカ象:5.8~7.5トン)

……なんか想像するとおかしいですね(笑)

でも、この驚くべき張力を支える為にピアノには支柱やフレームが入っているんですねicon21

皆さま、今回はほんの一部のご紹介でしたがピアノの意外な一面が見えましたでしょうかicon14
また今後も少しずつピアノの豆知識をご紹介していきたいと思っておりますので、
宜しくお願い致しますicon01