カワイ表参道スタッフブログ

カワイ音楽振興会の池田です。

このたびは、東北関東大震災の影響により、パウゼで予定しておりました3月末日までの公演・講座を中止または延期とさせて頂き、皆様にご迷惑をおかけ致しましたことを、心よりお詫び申し上げます。
弊社主催公演・講座につきましては、4月より通常通り開催させて頂く予定でございます。
何卒ご了承頂きます様、お願い申し上げます。

また、延期とさせて頂いておりました「西原稔 公開講座　R.シューマン～知られざるその世界～　第3回」　は、
4月8日（金）　10：30～12：30に開催致します。

本日は、4月に開催する2つの公開講座のご案内です。

3月18日からの延期開催：
「西原 稔 公開講座 R.シューマン ～知られざるその世界～ 」
第3回　幻想小曲集」 「子供の情景」 「クライスレリアーナ」
2011年4月8日（金）　10：30～12：30
受講料：一般　2500円　会員　2000円

シューマンのピアノ創作の特徴は、小品集にあります。1830年代後半の作品では小品集が重要です。「子供の情景」と「幻想小曲集」は密接な結びつきをもっています。それはどのような関連性なのでしょうか。
シューマンは独自の調に対する意識をもっていました。これらの作品にはシューマン独時の調に対する感性が反映しております。そしてそれぞれの小品集には一つの軸となる発想があります。それは上に挙げた三つの作品でも同様です。「クライスレリアーナ」はホフマンの小説が背景になっていますが、この小説はどのような内容なのでしょうか…。

西原稔先生のシューマンシリーズ最終回の講座です。
シューマンの秘密が解明される完結編。
是非、ご来場くださいませ。

詳細は、こちらをご覧下さい。　　http://kawai-kmf.com/concert-info/2011/01.28-03.18/


ミュンヘン音楽大学教授
「今峰 由香　ピアノ公開講座」
シューベルトのピアノ曲の魅力…ヨーロッパのレッスン風景から
2011年4月22日（金）　10：30～12：30
受講料：一般　2500円　会員　2000円

シューベルトのピアノ曲には、子供から大人までよく演奏され愛されている作品がたくさんあります。
その中から、即興曲作品90より2、3、4番、ソナタ イ長調 D664 (楽章抜粋) を取り上げ、その演奏法、解釈、シューベルトの人生についてもお話します。
ヨーロッパ、ドイツで研鑽を積み、現在ミュンヘン音楽大学大で教鞭を取られている今峰先生より、シューベルトの音楽がヨーロッパではどのように捉えられているのか、また、ヨーロッパの音楽大学でのレッスンはどのような感じで進められているのかをお話いたします。
ヨーロッパの音楽教育、留学生活などに興味のある方にも、興味深いエピソードを含めて、ヨーロッパの香りをお届けします。　

詳細は、こちらをご覧下さい。　http://kawai-kmf.com/concert-info/2011/04.22/

皆様のご来場をお待ちいたしております。